第7章 終・嘘つきとさよなら
ペットは飼い主に似る
そういうのがあるだろう?
契約刀も主に似っているってのもあるんだ
俺達蛇鏡眼もお前に似ていたんだぞ風夜?
ジャキョウの俺は強がってぶつかって、嘘をついて
メイは他人の悲しみを共に嘆く
ホラ、そっくりだ
特に俺とお前は…な…?
メイ「行こう! ジャキョウ!!!!」
ジャ「あぁ…!!」
今度はもう、泣くなよ
=ドンッ!!=
ルナと距離をとっていたボロボロの姿の風夜の契約刀が突然、実体化した
風夜「蛇鏡…眼…なのか…?」
しかし、"一人"しか実体化していないのだ
蛇鏡「もちろん☆ さぁ、一緒に戦おうか主☆」
髪の長いおちゃめな女性のような蛇鏡眼……え?
風夜「じゃっじゃじゃじゃ蛇鏡眼なのか!!?;」
蛇鏡「自分の契約刀も分からないのか?? ひーどーいー!!!!」