第7章 終・嘘つきとさよなら
\真の姿、真の力/
『自分スラ偽ッテイタオ前ガ"己ノ直シ方"ナド出来ルワケガナイダロウ!!?』
風夜「出来る!! 俺も今から"俺を変えるからだ"!!!!」
右膝のイレズミから契約刀を引き抜いた風夜。 刀はざわめいている
『俺ニ一度モ勝ッタ事ノナイオ前ガ俺二挑ムノカ? 弱イ奴ハ引ッ込ンデヤガレ!!!!』
風夜「俺を殺すのが怖いのかルナ!!? 俺はお前を本気で止める!!!! だからお前は本気で俺を殺しにかかれ!!!!」
『雑魚ガ!!!! 大口叩イテンジャネェゾ!!!!』
=ギィィイイイーン!!!!=
二つの刃が混じり合い、二人の戦いが始まった
メイ「ねぇ、どうして主に"嘘"をついたの…?」
迷彩柄の広い風夜の精神の狭間でメイがジャキョウに問いかけた
メイ「主、死んじゃうんだよ…?」
ジャ「…死なねぇよ、メイ…」
メイ「どうして言い切れるの…?」
涙目になっているメイの頭にジャキョウはポンッと手を乗せた
ジャ「俺達が"死なせない"からだ」
メイ「うん…!!」
ジャキョウの言葉にメイは嬉しそうに笑って頷いた
ジャ「行こうかメイ、風夜の為にも」