第7章 終・嘘つきとさよなら
散神「貴様…!! 誰だ!!? 主を何処へやった!!?」
『クックック…、散神…。 オ前ハモウ要ラネェヨ…』
狂気に満ちた瞳でルナは散神にそう言いつけた
散神「何を…言うのですか…!!?」
『ソノママダゼ? 俺ハ最強ノ力…、コノ刀ヲ手二入レタ!!!! モウ恐レル物ハ何モナインダ!!!! 強ガル事モ涙ヲ堪エル事モシナクテモイインダ!!!!』
ブルリッとルナは体を震わせた
散神「主! 元の主に………『…言ッタロ? 俺ハ"本当ノ私"ナンダヨ』うっ…あぁああああっ…!!!!」
漆黒の刀を腹に突き刺された散神。 白い服に赤い血が滲んで浮かび上がる
「…何故だ、お前…」
相手はフラつきながら散神の腹に突き刺したままのルナを見た
『…何ガダ?』
「…お前は散々…、仲間やら黒蝶組を大切にしていたのに…」
『ア゛ァ゛? 今ジャドウデモイイカラニ決マッテルダロウ!!?』
テイ「ルナ!!!!!!!!」
鎌を両手で握ったテイルスは怒りに満ちた表情でルナに斬りかかった
テイ「自分を取り戻せ!!!!!!」
=ギィイイン…=