第7章 終・嘘つきとさよなら
\漆黒の契約刀/
「…それが…、人と契約獣を融合させて作り出した結果の? そんなに見たところ何もないそれが…?」
『…見た目で判断すると、痛い目見るという事を知らないのか?』
グッとルナは漆黒の契約刀の柄を力強く握り締め、下から上へと刀を一振りした
「? 何もない所を斬ってど『もう斬ったぞ?』
=ズズッ…=
後ろから聞こえる物音。 相手はすぐさま後ろを振り返って目を見開いた
『見えなかったか? こいつの黒き斬撃が…』
相手の瞳には壁が……いや、建物が切れている光景が映る
(何も…見えなかった…)
相手はごくりっと喉を鳴らした
風夜「スゲェ…」
優「俺もルナの攻撃が見えなかった…」
風夜(ルナ…、お前は一体何処まで……
待てよ…、"何か"おかしくねぇか?)
風夜は何か、違和感を感じた
無限「ふふ…、あはははははっ!!!! 面白い…、面白いではないか小娘!!!!!!」