第7章 終・嘘つきとさよなら
「…はははっ!! 魔の書が作られたのは今から数十年も前の事だろう!!? 君が作ったというのなら君は一体いくつなのだろうかね?」
相手は笑いながら懐から取り出した魔の書の"残りのページ"をばらまいた
「君達黒蝶組が必死になって集めていた残りの全てのページだよ…? 全て読んだよ? そうか君が…
魔の書の完成した結果の"入れ物"だったんだね?」
『俺の中で"何か"があるのにいつも悩まされていた…。 でもそれも分かった、兄さんが実験して作り出した最悪なモノ…!!!!』
ルナは後ろ首の入れ墨に手を伸ばし、黒い霧を放ちながら引き抜いたのは…
『これが…、"人"と"契約獣"を融合させて完成してしまった契約刀だ!!!!』
真っ黒な、契約刀
\望んだ事は?/ 終