第7章 終・嘘つきとさよなら
【俺達は一族より、たかが一人の子を選んだんです】
一希「父…母……兄達…」
【俺は風夜、宜しくな一希?】
一希「風夜…、ごめんなさい…」
意識を失い、倒れ際に一希はポツリと言葉をもらした
『お前達も、そうだろうが』
床に倒れそうになった一希を受け止めた三つ子…
一真「…そうだな…」
一刃「死んだ母と父に申し訳ない…」
一守「俺達はもう一度…、一希の"家族"として生きたい…」
そして愛しそうに一希を撫でた
『…さて、これで満足したか? "風夜のお兄さん"よ?』
ルナが見る先は、相手…
\目の前の真実/ 終