第7章 終・嘘つきとさよなら
浪人「ッ…!!?」
ゾクッと嫌な感じがした浪人は途中で止まったら
=バゴッ!!!!=
浪人の居る少し先の床が大きくへこんだ
浪人("何か"が居る…!!?)
地土「アァ゛アア゛ア゛ッ…!!!!」
=パキンッ…=
地土の額にあった赤い光が音を立てて砕けた
[世話かけやがって…]
地土「ハッ…、卯……なのかッ…?」
苦しそうに呼吸をしながら地土は自我を取り戻し、周りを見渡す
[お前が昔のお前に戻ってしまったのが原因で俺は一時的にこっちの世界に来れたんだろう、…お前からじゃ俺の姿は見えねぇみてぇだがな…]
地土「という事は卯からは俺の姿が見えるという事か…、…………ズルいな」
[ずっズルくねぇよ!!? 仕方ねぇだろ!!?;]
地土「あぁ…、卯は少し見ないうちに卑怯な兎になってしまったのか…」
[うぉおおやめろぉおお!!!! お前に言われるとムカつくんだよぉおおお!!!!(怒)]
地土「痛いっ!! 床の壊した破片を投げるな!」
ペシペシッと床の破片が地土に当たる
浪人「…おい」