第7章 終・嘘つきとさよなら
一人つっ立っていた浪人が声をかけた
地土「ん? あぁすまない、久しぶりの再会に感動してしまってたよ」
浪人「今の何処が感動の再会をしてたんだ!!?;」
=シーン…=
浪人がツッコんだ事によってその場は静まり返った
地土「…君はツッコミの才能があったんだね」
浪人「だっ黙れ!!!! そんな才能欲しくない!!!!(怒)」
[テメェツッコミをナメんなよ!!?]
地土「落ち着け卯」
姿は見えないが、多分そちらに居るだろうという勘で地土は片腕を伸ばす
[はっ! 何処に向かってんだよ馬鹿地土!!!!]
地土「あぁこっちだったか☆」
[ぶへはっ!!? 何故殴った!!? しかも俺の頬を正確に…!!?]
地土「俺に不可能はないよ」
浪人「きっ…貴様等ぁあああああ!!!!!!」
痺れを切らした浪人は怒鳴るように声を上げた
地土「何ですか?」
浪人「先ほどからのコントみたいのは何だ!!? 貴様等は俺をわざとのけ者にしてるのか!!?」
地土「入りたかったのですか? 好きに入ってもいいんですよ??」
浪人「誰が入りたがるか!! それよりも貴様! 性格が変わってるではないか…!!?」