第7章 終・嘘つきとさよなら
浪人「そうだ!!!! 俺はお前を殺したくて仕方がなかったんだ…!!!! それだけを考えて生きてきていた!!!!!!」
地土「はははっ!!!! そうだろう!!? もっと憎め!!!! 絶望の中で殺してやる!!!!!!」
[…地土]
何処かで、懐かしい声が聞こえた
[俺の言った事を忘れたか…?]
地土「お前…、は…!!?」
[振り向くな…、前を向いて歩けーーー…]
地土「アァア゛アア゛アア゛ッ!!!!!!」
頭を両手で抱えて叫び出した地土に浪人は驚いた
浪人(なっ何だ…? おかしくでもなったのか…? …まぁいい…、これで隙が出来た…!!!!)
浪人は背中の二つの大きな剣を両手で握り、いまだに苦しむ地土に斬りかかろうとした
["ブッ潰せ、兎の脚"!!!!]