• テキストサイズ

黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第7章 終・嘘つきとさよなら




【え…? どうして僕の名を…?】
【…全て俺は知っているからだ…。 …だけど、お前が"俺"の未来を変えてくれたらーー…









俺は消え、世界は変わる…
きっと、幸せな世界にな…】



死神の言葉に少年はよく分からなかった。 だけども、一つだけは理解出来た




【君は…、自分が消えてしまう事が嫌じゃないのっ…?】


少年の問いかけに死神は首を横に振り、鎌を振り上げた










【俺が消えるという事は、お前が"死なない"という未来になるという事だ…】



そして振り下ろした







【記憶は刈る…。 それはお前に可能性を期待しているから…】
/ 885ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp