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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第7章 終・嘘つきとさよなら




一瞬だった。 瞬きをした間に、死神は父親の目の前で鎌を振り上げて…





【お父さんッ…!!!!!】





刈った






…が、確かに刈られたはずの父親に傷一つなく、その場に倒れ込んだ






【…まぁ、命と言っても残りの"寿命"の事だがな…】



クスリッ。 死神は悪魔のような笑みを浮かべた








【ぅ…ぁっ…】
【…何だ、怖いのか…】

カタカタと小さく肩を震わす少年を見て死神は次に母の子を、そして最後に父親の実の子供を見た




【早波雷電、高野優、そして………時音"風夢"】
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