第7章 終・嘘つきとさよなら
雷電「時…を…、越えた…? …そんな馬鹿な事がッ…!!?」
地土「時の番人のテイルスがその存在を証明してるだろう?」
優「だが…、ならばルナは何故幼く…!!?」
地土「…時の扉の次元に入った、副作用のようなものだろう」
『グゥッ…!』
地土は撫でていたルナの頬に爪を立てた
炎火「何でルナを傷つけるんだよ!!?」
地土「俺が傷ついてきたからに決まってるだろう?」
笑みを浮かべたまま、ルナの頬の肌に爪を食い込ませる地土
雷電「ふざけるなッ!!!!!!!」
怒りに満ちた雷電は地土に向かって引き抜いたメスを投げつけた、が
地土があっさり刺さる前に掴んで止めた
地土「幼かった俺はカステリャーノ国の施設に押し込められた。 押し込めたのは母さんではなかったけども」
雷電「ならば何故、ルナを傷つける!!?」
地土「だって、俺の母さんだろ? 今まで傷ついた傷の痛みを知るのが、母親ってやつだろ…?」
歪 ん で い る ! ! ! !