第7章 終・嘘つきとさよなら
\広原地土の正体/
暗い…
暗い…
何も見えない…
目の前が壁なのか床なのか…
嗚呼…
考エルダケ無駄ダ…
ーー。
雷電「いっつ…!!」
優「あっごめん…」
カステリャーノ国の城内にある客用の部屋に居る。 雷電、優、炎火の三人
雷電「…大丈夫だ」
ルナの攻撃によって肩に傷を負った雷電は優に救急箱で処置をしてもらった
雷電「…それよりも、お前の傷の具合はどうなんだ?」
優「あっあぁ…、大した事ではない………って言いたいけど、激しく動いただけで傷が開いて…、」
雷電「そうか…」
巻かれている包帯の服の上からそっと傷に触れる優
炎火「…帝国ナイトオールは俺達が思った以上に強かった…」
雷電「お前が雑魚なだけだろう」
炎火「酷いっ!!!!;」
雷電「あの天然女隊長に消火器で倒されてたじゃねぇか?」
炎火「やめて掘り起こさないでっ!! 俺の黒歴史っ!!!!;」
部屋の隅で体育座りで座り込む炎火。 うぜぇ…、と雷電が呟いたのを炎火は知らない
『ガァアアアッ!!!!!!』