第7章 終・嘘つきとさよなら

炎火「へっくしょいっ!!!!」
小走りしながら豪快にくしゃみをした炎火

炎火「風邪かぁ…？　…はっ!!　まっまさか、絶世な美女が俺の事を噂してるんじゃ…!!?」
なんて浮かれながら一人事を漏らす炎火、可愛想な炎火←









炎火「今俺を痛い奴だと思った奴、出てきやがれゴラァ!!?（怒）」



「あっすみません…」
炎火「本当に出て来ちゃったよ!!?　ってかえぇえええ!!　俺痛い奴に見られてたのぉおおお!!?；」

謝りながら現れた頭に可愛らしい狐のお面をつけた銀髪の少年に炎火はショックで絶叫した

「ちっ違うんです!!　べっ別に僕は聞きたくて聞いたわけじゃ…！」
炎火「やめてくれよ!!　逆に悲しくなるじゃねぇかよぉおおおお!!!!（泣）」

「あぁあああ!!　ごめんなさいっ!!!!；」
泣き崩れた炎火に少年はどうしようかとオロオロする





炎火「…悪かった。　初対面なのにどうかしちまってた…」
「いっいえ…」

炎火「それにしてもお前はいい奴なんだな！　知り合いだったら俺を放置するんだけどよ！」
「放置されるんですか!!?」

炎火「そこまで驚いてくれるお前に涙が出るよ…」