第7章 終・嘘つきとさよなら
『くそっ!! 何でカステリャーノ国に行っちゃダメなのか聞けなかったじゃねぇか!!!!』
(((そっちの心配か/ですか…)))
チッ!!と大きく舌打ちをしたルナに三人はそう思った
雷電「オイ!! 帝国ナイトオールの連中がここに向かって来てるぞ!!?」
組の部屋の窓から入ってきた雷電が慌てた様子で言った
『接触したのか!!?』
雷電「あぁ!! ただの雑魚だけじゃなく、隊長や副隊長まで動いてるぞ!!」
雷電は豹脚の技を解いた
風夜「たっ隊長と副隊長??;」
優「帝国ナイトオールの中で偉くて強い人達の事だよ、風夜」
風夜「なっなるほど!」
『ますます面倒な事になってるんだな…。 俺と風夜は風時と落を探す! 雷電は炎火を! 優は雫を探して来い!! 見つけ次第、海辺の黒蝶組用の海の家で合流する事だ!!』
ルナの下した案に風夜達は頷いた
優「分かった」
雷電「炎火の事だ。 暴れてなければいいんだが…」
『そん時は気絶させて逃げればいい』
雷電「…許しが出たぞ、炎火…」
雷電は口を手で覆い隠してニヤリッと笑った
『解散!!』
そのかけ声で各自、散らばった