第3章 *鷹の爪編* 完結
『散神…』
ルナをかばうように、勝手に実体化した散神が前に立ち
陳に契約刀を向けていた
散神「…我が主は貴様のような下級生物とじゃれ合いに来たのではない…
これ以上、主に無礼を行うのだったら…
我は貴様を斬る…!!!!」
眉間に深くシワを寄せて鋭い目で陳を睨む散神は本気だ
陳「…随分と忠誠心が強い契約獣だこと…」
陳はクスッと笑った
散神「…」
陳「…分かった分かった
話すから、そんな怖い顔で睨まないでくれるかな?」
散神「…」
『…散神、戻れ』
ルナの指示で散神は契約刀を下ろし、キッと最後に陳を睨むと
光になってルナの後ろ首の入れ墨の中へと戻った
『…さぁ、話してもらおうか?
…目的を』
陳「……えー?☆『殺すぞ』嘘嘘嘘!!!!;
ちゃんと言うよ;」
陳は一息ついて、ルナに近づいた
陳「俺の目的はただ一つ
君だよ?ルナちゃん
俺は君が好き、俺は君を愛しちゃった!☆」
\取引内容/ 終