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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結



雷電「何でお前がここに!!?」
テイ「何故? そんなの決まってるだろ?」

テイルスはめんどくさそうに頭を掻いて



テイ「ルナを返して貰う為だ」
人差し指でテイルスは地土が抱えているルナを指差した


風夜「ふっふざけるな!!!! 忘れたとは言わせないぞ!!? お前はルナの片足を折ったんだぞ!!?」
雷電「そんな奴にルナを渡してたまるか!!!!」

炎火「また力ずくというなら相手するぞ!!!!」
一希「しつこい男は嫌われるよ!!!!」

優「ルナは俺達の仲間だ!!!!」

風夜は右膝から、一希は左わき腹から契約刀を引き抜いて構え、雷電と優は速豹と幻狼を実体化させ、炎火は全身に炎を纏った







地土「…待て」
一言そう言って地土は風夜達を止める

風夜「!!? 何で止めるんだよ!!?」
地土「いいから下がってろ」

低く強く言い放つ地土に風夜達は下がった。 だが警戒は解かない



テイ「…あの時は悪かったと思っている」
はぁっとテイルスはため息を漏らした

風夜「はぁ!!? 悪かったで済むと思ってんのか!!?」
テイ「お前には言ってない」

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