第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
\消えてしまう存在/
ーー。
炎火「…戻って来れた…、な…」
マオン国の壁の中に帰ってきた黒蝶組メンバー
雷電「…馬鹿親父にお前のバイクをあげちゃってもよかったのか?」
風夜「あげてねぇよ!!? 貸しただけのつもりだったんだけど!!?;」
雷電「あぁ、返って来ないから諦めた方がいいぞ」
風夜「なん…だと…!!?」
なんてたわいもない会話をしながら、黒蝶組に到着した
風時「広原さん! 早くるぅちゃんをベッドで横にさせてあげないと!」
地土「分かってる分かってる」
ガチャッと組の扉の鍵を開けて中に入ると…
優「!!? 誰だ!!?」
すぐさま気配に気づいた優が威嚇する
確かに組の中に誰かが暗闇の中で立っている
「俺を忘れちまったのか…?」
その誰かがカチッと明かりをつけると、黒蝶組メンバーは驚いた
風夜「"テイルス"…!!?」