第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
その次にルナを抱えたまま眠る地土の入ったシャボン玉
雫「なっ何だかちょっと怖いね…」
炎火「しっ沈まないかコレ!!? 沈んだら死んじまうよな!!?;」
雫「沈まないし死なないから!;」
また次にガタブル震える炎火と呆れぎみの雫が入っているシャボン玉
落[…狭くねぇか…?]
風時「うっ、大丈夫、です;」
落[気遣わなくていいぞ別に…]
風時「狭いです!!」
落「早いなオイ!!? (さすがあの男の娘だぜ…!!;)」
そのまた次にちょっとぎゅうぎゅう詰めぎみの落と風時が入っているシャボン玉
雫「…帰れるのね…、私達…」
炎火「………え?」
雫「…何でもないわよビビり」
炎火「ちょっ酷くねぇ!!?;」
言葉を聞き逃した炎火に雫は深いため息をもらした
すると、「あっ」と炎火が声をもらす
雫「どうしたの?」
炎火「いや、雫じゃない」
頭の上に?マークを浮かべる雫をよそに炎火は風夜と雷電が入っているシャボン玉を見た
炎火「なぁ? 二人はルナの事が好きなのか?」