第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
飛炎「大丈夫、僕が居るから…」
炎火「…お前が…?」
炎火は飛炎を見上げた
飛炎「僕と一緒に世界を創ろうよ…?」
炎火「うん…」
炎は笑った
「…何じゃ、主は人の子の体を奪ったのか?」
眉間にシワを寄せる雫(水龍様)の視線の先には
「はぁああ…、"これ"はもう僕の体さ…」
全身に炎を纏った姿の炎火。 姿は確かに炎火なのだが…
風夜「炎火じゃ…ない…?」
散神「地獄骸の飛炎…!! あの者の体を乗っ取りましたッ…!!」
風夜「乗っ取った…!!?」
散神「奴は遙か昔にも人の体を乗っ取り…