• テキストサイズ

黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結



ニヤリッと笑みを浮かべて飛炎は炎火に話しかけた



「このような国など、我には興味もない!! 我の力ばかりに縋る一族の事もな!!!!」
雫(水龍様)が両手を上げると、近くにあった池の水が柱のように舞い上がる


飛炎「皆死ぬよ? 大昔に起きたあの事件よりも…」



炎上の民は水龍様の力によって、大量の水で流されていくつもの命が散った



炎火「そんな事ッ…!! 俺がさせないッ!!!!」
飛炎「どうやって?」
 
ビクッと炎火の肩が震えた





優「雫さん!! しっかりしろ!!!!」
雷電「我に返りやがれ!!!!」

「黙らぬか!!!! 小賢しい!!!!」
雫(水龍様)は声を上げる優や雷電達を水の中に閉じこめた。 もろん、水の中のせいで息が出来ない

風夜「優!! 雷電!!!! あの野郎…!!!!」
散神「待ちなさい!! あの人の体は滝川殿のモノ…!! 傷つければ滝川殿が傷つくだけ!!!!」

風夜「じゃあどうすれば…!!?」







飛炎「皆、死ぬよ?」
炎火「ッ…!!」 

飛炎「貴方はこうやって縛られたまま、何も出来ない…」
炎火「うるさいっ!!」

炎火はグッと体に力を込める
/ 885ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp