第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
\お前何なんだよ!/
炎火「しず……く……?」
「もう雫ではない、この娘は我と一体となった巫女…」
炎火「やめろっ!!!! 雫を返せ!!!! 雫から離れろよ!!!!」
「否…、一度同体化すれば二度と離れる事は出来ぬ」
姿は雫だけど、声や喋り方は水龍様…
風時「一体どういう事なんですか…?」
落[…きっと、消えてしまったんだ…]
風時「え…? 消えてしまった…?」
優「そんなッ…
雫さんはあの水龍様っていうのに取り込まれてしまったんだッ…!!!!」
炎輪「貴様飛炎ッ…!! どうしてくれるのだ!!?」
飛炎「何が?」
炎輪「あの化け物は炎上の民を全滅まで追いつめた奴…!!!!」
飛炎「そうだね」
炎輪「お前が封印を解いたんだ!!!! 責任を持ってなんとかしろ!!!!」
飛炎「そうだね、なんとかしてみるよ?」
飛炎はニコッと笑って両腕の翼で少し飛び、炎火の隣で立った
飛炎「ねぇ、このままじゃどうしようもなくなっちゃうよ?」