• テキストサイズ

黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結



飛炎「僕がこっちの世界に来てから、もう二百年以上は経っているんだよ?」
へらっと飛炎は幼い子供のように笑った


炎火「二百年、も…?」







散神「"地獄骸(ジゴクムクロ)の飛炎"…!!?」
意識を取り戻した散神が実体化して飛炎を睨む

風夜「しっかりしろ!! ルナ…!!!!」
散神「我がとっさに防御効果を発したのでそんなに傷は深くはありません…、そのうち目を覚ますでしょう…」

散神の言葉に風夜達は安心した


炎火「地獄骸の飛炎って一体何なんだよ…?」
散神「我等契約獣の世界でもっとも最強で最悪な契約獣ッ…」







飛炎「僕は一人の人間と契約しなくてもこの世に留まれる…、特別な契約獣なんだよ…?」






炎火「じゃあ俺とのあの契約は…!!?」
飛炎「結んでないよ?」

炎火「じゃあ何で俺の精神の狭間に…!!?」
散神「奴は誰の精神の狭間に入り込む事が出来るのですッ…!!!!」

散神はまだ傷が完治してない為、フラついている

風夜「お前フラフラじゃねぇか!!?」
散神「油断しないで下さい!! あいつは契約をしている人の精神の狭間にも侵入する事が出来るのですから…!!」
/ 885ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp