第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
メア「頼みます…、私にはもうこれ以上の事は出来ないので…」
それだけを言い残し、ネクタイを外して投げ捨て
メアは城から立ち去った
炎輪「許さん…!!!! 兵を全て集めろ!!!! 殺さない程度に傷つけて捕獲しろ!!!!」
「…ホラ、見てよ」
炎輪「何をだ!!?」
またマントで姿を隠す謎の人物が指差す先は広場で…
炎火「雫!!!! 迎えに来たぞ!!?」
契約刀を片手に握って、後から現れた兵を蹴散らす炎火(は拳)やルナ達
「あれじゃ兵なんて、赤子同然だね」
炎輪「こんな時に現れるだなんて…!!!! もういい!! 行くぞ!!!! お前の力さえあれば…!!!!」
「うん、僕に任せてよ…。 楽しく終わらせてあげる…」
フードの隙間から見える謎の人物の口は
歪んだ笑みを浮かべた
雫「帰って!!!!」