第3章 *鷹の爪編* 完結
風夜「雷電が相手の男の事を…
"血の男"と呼んでた…」
風夜の口から出た言葉を聞いて、地土は深刻な顔をした
地土「…相手は結構と厄介だね…」
風夜「そんなにも強い相手なのか…?」
地土「強いよ、なんたって…
"中央の国・カステリャーノの組織、帝国ナイトオール"の手配書に載っている危険人物なんだから」
風夜「帝国ナイトオールの手配書に載ってる男だったのか…!!?」
この世界は、大きく六つの国で分かれている
その中で一番大きな国、世界の中心にあるカステリャーノ国に存在する組織
帝国ナイトオール、騎士の組織
帝国ナイトオールの仕事は手配書、危険と判断された人物を捕らえる事
正義の組織とも呼ばれている
六つの国には支配者(アウトクラトール)が存在し
それぞれの支配者はそれぞれの指に指輪をはめている
西の国・イーラは薬指
東の国・マオンは小指
北南の国・ブルヘリアは中指
南の国・ピカロは人差し指
北の国・エスティグマは親指
中心の国・カステリャーノは全ての指に
地土「まさかマオンに血の男が滞在しているとは気づかなかったよ…」