第3章 *鷹の爪編* 完結
風夜は自分の部屋のベッドに座って俯いていた
すると
地土「風夜君」
地土が部屋の扉を開けて入ってきた
風夜「地土!
…雷電は…?」
地土「出血が酷かったけど、大丈夫
ちゃんと生きてるよ」
風夜「よかった…」
風夜は安心して一息ついた
地土「安心するのはまだ早いよ風夜君」
地土は近くにあった椅子に座った
地土「ルナはどうしたの?」
風夜「…ルナは…
…俺と雷電を守る為に"鷹の爪"と名乗る組織について行った…」
地土「そう…」
風夜「地土…俺はッ…!」
地土「君は悪くないよ風夜君
…ルナの異変に気づかなかったリーダーの俺が悪い」
風夜「でも…「ルナを連れてったのは鷹の爪なんだね?」…あぁ」
風夜は小さく頷いた
地土「…名前は?」
風夜「名前…?
…悪いが名前は分からない…」
地土「そう…」
風夜「…あ…!」
風夜は何か思い出したようで顔を上げた