第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
雷「お前分からないのか…?」
炎火「一体何を…」
雷「彼女は"殺される"んだぞ!!?」
【バイバイ…、炎火…】
あのさよならを、今理解する事が出来た
炎火「何で…、何で雫が殺されなきゃいけないんだよ!!?」
雷「それはお前がよく分かっているはずだろ…!!?」
『オイ!! 放してやれ!!』
ルナに手首を掴まれて雷は炎火の胸ぐらから手を放した
炎火「俺が…、よく分かってる…?」
雷「…お前達がイーラ国に連行された理由はなんだ…?」
『…姫を誘拐した事、だと聞いたが…』
雷「そう…
その罪で滝川雫は殺される」