第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
ルナはそこでハッとした
『どうしてお前がここに居る…?』
その問いかけに風夜達もハッと気付いた
風夜「地土はアンタと会う為に組に戻ったんじゃ…?」
落[すれ違い…、って事はねぇか…]
雷電「…見つけたぞ、地土なら…」
雷電は小さな声でポツリと呟いた
風時「ひっ広原さん居たんですか!!? 急に居なくなっちゃったんで心配してたんです…!! 今は何処に!!?」
『…ちょっと待てよ』
ルナは険しい表情をしながら雷電と雷を見た
『"見つけた"って言い方…、何だよ…?』
疑問が浮かんだ
落[見かけたや会ったらなら分かるが…、確かに"見つけた"って言い方はおかしくないか…?]
炎火「確かにおかしいぞ…。 そんな言い方…、まるで…」
雷「君達が思っている通りだよ…、地土は"死"んだ」