第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
両手で頭を抱えながら風夜は傷だらけのバイクを見て叫んだ
雷電「悪りぃすまん許せ」
風夜「お前謝る気ないだろぉおおおお!!?;」
雷電「正直言えばない、俺は悪くない」
風夜「俺様かお前は!!?;」
雷電「黙っとけ」
風夜「ぶへっ!!!!」
雷電は騒ぐ風夜の頬に裏拳をかまして吹き飛ばしといた
『…悪い、お前の存在を忘れてたよ雷電』
顔の前に両手を合わせて謝るポーズをするルナに雷電は深いショックを受けた
雷電「くっ…、べっ別に気にしてないッ…!!!!」
風夜(そんなにショックだったのね雷電…(涙))
殴られた頬を押さえながら風夜はなんとか冷静を装うとする雷電に涙した
雷「それより!! 今すぐイーラ国の城へと引き返すんだ!!!!」
バイクから降りた雷が叫ぶように言った
『お前は…………死ね』
雷「何で!!?;」
『本音が出てしまった、忘れてくれ…』
雷「なんて忘れにくい本音!!? 俺微妙に命危なくない!!?;」
炎火「とりあえず落ち着いたらどうですか?;」
深呼吸ー。 深呼吸ー…
雷「…君達に残念な知らせがある」
『組で聞いてやる、さっさと地土が組にーーー…』