第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
雷「痛いっ!! 雷電酷いじゃないか!!?(泣)」
雷電「いい歳して泣いてんじゃねぇよ」
雷「ホントいつからそんな子に…」
雷電「…(怒)」
雷「…あ、雷電川! ちょっと休憩にしよう!!?」
雷電「(急いでるんじゃなかったのかよ!!?) 分かったから暴れんな!!(怒)」
雷のワガママで一時、川辺で休憩する事になった
雷電「…あー、マズいな…」
雷「ん? 何がマズいんだ?」
バシャバシャと水で顔を洗った雷が雷電に問いかける
雷電「燃料がもう少ない…。 イーラ国に入るまで持つだろうか…」
雷「ここはもうイーラ国だよ?」
雷電「何!!? いつの間に!!?;」
雷「最後に越えた山からイーラ国に入ったのさ!」
雷電「…それって不法侵入じゃね? 捕まるんじゃないのか…?」
雷「無免許者が何を言う! …イーラ国には入国許可の手続きとかそういうのはないんだよ」
雷の言葉に雷電は少し驚いた
雷電「入国許可の手続きがないって…、危なくねぇか!!?」
雷「危険な人物が国に入り込んでも、撃退出来る自信があるんだろうね」
雷電「自信…か…」
雷電はバイクの残り燃料を確認して立ち上がった