第3章 *鷹の爪編* 完結
風夜を押さえつけているのは、実体化した散神だった
散神「…邪魔しないでいただきたい…」
散神は冷たい目で風夜を見下ろした
ハツ「へぇ?
君の契約刀って実体化出来るんだ?vV」
『当たり前だ!
さっさと行くぞ!』
ハツと共にルナは歩き出した
風夜「待てよルナ!!!!
勝手に行くなんて許さねぇぞ…!!!!
ルナ「無駄です
主はもう、行きました
追いかけるのも無理でしょう」
散神は風夜から手を離した
風夜「…何でだ…
何で邪魔したんだよ!!!!」
風夜は立ち上がって散神の胸ぐらを掴んだ
風夜「何でだよ!!?」
散神「貴方達を守る為です」
風夜「は…?」
散神の言葉で風夜は胸ぐらから手を離した
散神「葉月ハツ…
彼はとても強いです
…主でも苦戦するくらいの強さ…」
風夜「ルナが…!!?」