第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
\許されない雫の罪/
「…あのマントの男、もしかして司馬羅炎輪の子…?」
雫「うっ、うん…」
建物の隅で話をする雫と水底の民達。 ルナ達は捕まえた兵とまた兵が来ないかの見張りをしている
しかし、次の水底の民達の言葉で、雫は凍り付いた
「何で"殺してないの?"」
残念そうな顔をしている水底の民達…、一体何…?
雫「なっ何言ってるの…? 何で殺すだなんて…?」
「何言ってんだい雫ちゃん!」
「そうだよ雫ちゃん
雫ちゃんはあの人を"殺す"為に一緒に居たんだから」
炎 火 を 殺 す 為 に 側 に 居 た ?
雫「ちっ違うわ…! 炎火は私の幼馴染みで…!!!!」