第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
[生まれてきた理由なんて、後で分かるものだよ]
そんなの、答えになってないじゃないか
[答えなんて、分からないものだよ?]
【なっ!!? 私の声が…】
[聞こえるよ? ここは精神の狭間、貴方の中という事だから]
【私の…中…】
[貴方は僕に何を望む? 貴方が望むままに僕は力になるよ?]
【…本当に、私の思う事に力を…?】
[僕はその為の契約刀だからね]
ならば…
【私は…、俺は争いのない世界を望む。 俺は、"俺の世界を手に入れる"!!!!】
[貴方は、強くなれるよ]
その言葉を最後に、その世界は消えた
【炎火…君…?】