第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
【お前もそこら辺の炎上の民と一緒だ!! 雫に飽きたらどうせポイッとするんだろうが!!!!】
【違う!!!! 私は…!!!!】
人というのは、生き物の中で一番最高で最低な存在だ
=ガッ=
俺は気づいたらその男の子に殴りかかっていた
【炎火君やめてっ…!!!!】
後ろで雫が泣き叫ぶ。 だけど俺は止まらない
【私は…!! 俺は…!!】
殺し合いを見るなんて燃えるだろう? 姫
【俺はこんな世界なんて望んじゃいなかった…!!!! うぁあああああ!!!!】
男の子の上に跨り乗りながら俺は空に向かって吼えた
…なんて小さいんだ、俺は…