第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
ーー。
風夜「さぁ、何でこんな事をしてたのか吐いてもらおうじゃねぇか? …あ? 暇潰しだと!!?」
「まだ何も言ってねぇだろ!!?」
『さっさと吐けや屑共。 いや、ウジ虫以下が』
風夜(ルナ怖ぇー…;)
風夜の大蛇の尻尾に巻き付かれて捕獲されている兵の男達をルナはゴミを見るような目で見る
「だっ誰が吐くか!」
「俺達にこんな事して許されると思っているのか!!?」
『あぁ、俺が許す。 だからもう一発ずつくらい喰らうか?』
笑顔で拳を握るルナ。 マジで恐ろしい!
優「吐かないって言い方…。 まるで誰かに言われてやってるような感じだね?」
=ギクッ!!=
優の言葉で兵の男達は一斉に肩を揺らした
『…図星なのか?』
「そっそんなわけ! …ないだろう…?;」
風夜「嘘下手だなお前!!? 驚くほどに分かりやすすぎだろ!!?」
『誰の命令でこんな事をしていたんだ? 言え』
「言ってたまるか!!」
「俺達は口割らねぇ!! 焼くなり煮るなり好きにしろ!!!!」
『お前等はよほど拷問が好みなんだな? このドM共が』
汚い物を見下ろす目になったルナ