第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
\忘れられた二人/
雷電「…なーんで…、誰も帰って来ないんだ…?」
一人ポツンッと黒蝶組の集会所に残っているこの忘れられた男、雷電
雷電「風夜もルナも滝川も地土も自然もいねぇし…」
※皆居ません。
雷「はぁーい地土! 最近怪しいイーラ国の司馬羅についての情報と新しいメイド服持って来たぜー!vV」
とハイテンションで片手にメイド服が入った紙袋を持ってやってきた雷…
雷電と目が合った
雷電「…お前」
雷「らっ雷電じゃないか…;」
雷電「ルナが嫌がるメイド服を毎回用意してたのはテメェかぁああああ!!!!」
雷「そっちぃいい!!?;」
~しばらくお待ち下さい~
雷「あぁあ…、相変わらず酷いじゃないか…(泣)」
雷電「黙れ。 …ところで何しにきた」
実の息子にDVのように酷い暴行を受けた父、雷はシクシク泣いている
雷「だからメイド服を…」
雷は言い終わる前に拳を握った雷電を見てやめた
雷「地土に頼まれた情報を持ってきたんだよね…」
雷電「情報? …残念だが、今は地土は居ない」
雷「居ない!!? 人をこき使っといて…!!」