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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結




炎輪は雫の両耳についているイヤリングを掴み、取った



雫「なっ何をするの…!!? 返して下さい!!」
炎輪「…見たまえ」

炎輪が指差す先

雫「鏡…?」

自分の姿全体が映るほどの大きな鏡。 いつもと変わらない自分の姿

でも、もう違っていた





雫「み…耳が…!!!!」





炎輪「君は、水底の民だ。 そして、私の娘を騙して連れ去った張本人…



"滝川雫"だ」







『雫が…、水底の民…?』
ルナ達は信じられない事実に驚いていた

炎火「イーラ国はとんでもない国だ…。 だから俺は雫を連れて、この国を出たんだ」



\貴方の正体/ 終
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