第3章 *鷹の爪編* 完結
ハツは雷電の左頬にある黒い蝶の入れ墨を見た
ハツ(黒蝶の入れ墨…
彼女の仲間か…)
『とりあえず!!
お前等帰れ!』
風夜「だとよ!」
ハツ「いや、君達に言ってるんだよ?;」
ハツを睨む風夜
ハツ「それにしても、よく分かったね?
ここが」
風夜「はあぁん!?
テメェ馬鹿にしてるのかコラ!(怒)
ここの森、ミスロムは黒蝶組の近所だろーが!!」
喧嘩越しに話す風夜
雷電「…お前、何者だ?」
ハツ「教えると思ってるの?」
ハツは雷電を見てクスッと笑う
雷電「…お前、人に嫌われやすいタイプだろ?」
ハツ「人の事、言えないんじゃないの?」
ハツの言葉に雷電はイラッとした
すると、吹く風がハツの長い前髪が揺れて
異様な模様をした目が見えた
雷電「…!
…右目に異様な模様…
…お前、鷹の爪か」
ハツ「…へぇ、知ってるんだ?」
ハツは少し驚いた顔をしている