第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
\怒りの国・イーラ国/
その国は二つの種族が存在する
そして、はるか昔から鎖で縛られている
イーラ国
『…で、俺達は客としてここへ連れて来られたのか?』
広くとても豪華な部屋に居るルナ達
地土「…多分、違うかもね」
『は?』
地土「俺達は"誘拐犯"として連れて来られたんだよ」
風夜「誘拐!!? 地土いつの間に…!!」
地土「俺達って、言ったよね?」
風夜「笑顔でメスを向けないで下サイ」
地土に笑顔でメスを向けられている風夜を見てルナはため息をついた
優「…問題なのは、イーラ国の"姫様"が誰なのかだ」
風時「この場に居ないのは炎火君と雫さんですね…。 姫様となると雫さんの方でしょうか…?」
地土「…違うよ」
ポツリ呟いた地土に視線が集まる
地土「イーラ国のお姫様はーーー…」
「俺だ」