第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
\波乱の予感/
"この事は他言無用だぞ?"
『どうした地土? 最近元気がないな?』
ルナは少し様子がおかしい地土に気付いた
地土「…いや、何でもないよ」
そう言って地土はいつも通りの笑顔を見せた
『ふーん…、何でもないならいいんだが…』
地土「それより皆は何処に行ったのかな? やけに静かだけど…?」
『風夜と優は屋根の上で昼寝、風時と落はお気に入りのカフェ店へ、一希は甘い物食べ放題へ、炎火と雫は買い物に出かけたぞ?』
ルナに情報を聞いて地土はふーんっと鼻を鳴らした
地土「…ねぇルナ?」
『あ?』
地土「嫌な予感って、当たるものなのかな…?」