第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
優「テメェは黙ってろ馬鹿犬がぁあああ!!!!(怒)」
幻狼「お! やるかオイ!!? 相手してやるぜ!!?vV」
雷電に焼き芋を押しつけて優と幻狼は素手同士で喧嘩を始めた
雷電「…あの馬鹿…、こんなに要らないっつうの…」
速豹「そこですか」
雫「…楽しいね、炎火♪」
炎火「ん? んーあー…、…そうだな…」
クスクス笑う雫と少し眠たそうな顔をする炎火
雫「私、この場所が好きよ♪」
炎火「…何だよ急に…」
雫「だって、皆が帰ってくる場所でしょ?」
炎火「皆が帰ってくる?」
雫「皆、大変な思いを沢山したけど…。 必ず帰ってきてくれたじゃない!」
炎火「確かに…な…」
今笑い合っている黒蝶組のメンバー
時には組を抜けかけたり、さらわれたり、迷いが生まれたり、死にかけたり…
色んな思いをしても、皆は必ずこの場所へと帰ってきた…
雫「だからね! 私達も何があってもこの場所に帰って来ましょうね?」
絶対だよ?
そう言って雫は笑った。 だけども炎火は
炎火「…戻れたら、な…」
笑わなかった
\この場所/ 終