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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第5章 *一番大きな感情編* 完結




「そう言ってやるな、風時だって皆の役に立つと思って言ったんだ」


近くから機械のような声が…


『ッ…!! 誰だ!!?』
ルナはすぐさま反応して首の後ろの入れ墨に手を伸ばした

風時「るぅちゃんストーップ!!; 敵じゃないから大丈夫だよ!!?」
風時が慌ててルナを止めた

『敵じゃない…? 何でそれが分かるんだ?』
風時「ほら! 落ですよ!」

『…落? あいつは喋れないはずじゃ…』

「風時のお陰で喋れるようになったんだ」
また声が聞こえてルナは聞こえた方へ振り向いた



『…落?』
そこには白き虎の姿のままの落が居た

落「あぁ、俺だ」
『しゃっ喋れるようになったのか…? …って、ぶふっ!!!!w』

ルナはふっと落の首についているモノを見て吹き出した。 あるモノというと…



落「わっ笑うな!!(怒) 風時! やっぱもっとまともなのに作り替えてくれよ!!?」
風時「嫌ですよ! せっかく可愛いのにっ!!」

それはまるで、妖精の羽のようなのが背中にかけてあり、首に首輪のように付いているのだ

『ぷっ…w よく似合ってるぞ…w』
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