第5章 *一番大きな感情編* 完結
風夜「…なんだよ…、この手紙はッ…!!」
雷電「身勝手すぎるッ…、あまりにも身勝手すぎる…!!!!」
集会所で一人一枚の手紙を読んでいる黒蝶組のメンバーはギリッと歯軋りをした
雫「地土さん…、一体どうして…?」
炎火「俺が知るかよ…。 くそっ!! なんで地土はいつも隠し事ばっかりッ…」
風夜「文は真剣なのにッ…! 最後の台詞がムカァつくぅぅううう!!!!(怒)」
一希「そんなガシガシしてると禿げちゃうよ?」
雄叫びを上げながら頭を両手でガシガシする風夜
優「落ち着きなよ…」
風夜「これが落ち着いていられるか!!?」
優「無理っ!!」
風夜「だろっ!!?」
『黙れ馬鹿が!!(怒)』
風夜「ぐはっ!!?;」
背後から飛んできたルナに風夜は蹴りを喰らって倒れた
風時「広原さんが黒蝶組を抜けたって本当なんですか…!!?」
後から駆けつけてきた風時が声を上げる
雫「これ…。 風時宛てに…」
雫はそっと‘風時へ’と書かれている封筒を差し出した
風時「僕…宛てにですか…?」
風時は震える手で受け取り、封を切って手紙の内容を読んだ