第5章 *一番大きな感情編* 完結
どうやら優君は契約獣と戦った後のようだった。 だから外で倒れてたらしい
【新しい仲間の優君だよ? 仲良くしてね】
【よっ宜しくお願いします…】
ペコリッとルナ達に頭を下げる優君。 偉い偉い
【お前…!! 高野族…!!!!】
雷電君がギロッと優君を睨む。 …知り合い?
【あっ…、君は…】
【お前が仲間だと!!? 僕は認めないぞ!! 今ここでブッ殺してやる!!!!】
パリッと雷電君の左頬から雷が発せられ、槍が出てきた
…雷電君の契約刀は槍なのか…。 というか、槍とか他の形があったんだね
【コラ、仲間殺しは俺が許さないよ? 悪い子だね】
ビクッ、雷電君の肩が揺れた。 雷電君だけではなくルナ以外の子も
【…ごめん、なさい…】
俯きながら謝る雷電君
二度と優君に殺すだなんて言っちゃダメだよ?
【その子は誰? 風夜君?】
なるべく雷電君と優君を近づけないようにしていたある日
【拾ったんだ】