第5章 *一番大きな感情編* 完結
【…あぁ、君達にも紹介しないとね】
【誰を?】
【記念すべき俺の組のメンバーの最初の一人目に加わった子。 多分いつもの場所に居るかな…】
今の季節は春。 …きっと満開だろうな…
【いつもの、場所?】
首をこてっと傾げる風夜君
【ふふ。 ついておいで? 二人共】
俺は二人を連れてある場所へと向かった…
ーー。
【うわぁ…!!】
ある場所とはここ、桜があちらこちらで満開に咲いてる広場…
【これ全部桜っ!!?】
【そうだよ? 綺麗でしょ?】
【スッゴく綺麗!!】
【…凄い…】
はしゃぐ風夜君の隣で雷電君は驚きながらポツリ呟いた
…さて、ルナは何処だろうか?
【ここの何処かに居ると思うんだよね。 君達と年が近い子が】
【そうなの? なら、俺が見つけてやる!♪】
【あ! 風夜っ!!】
たーっと駆け出す風夜君の後を雷電君は慌てて追いかけて行った