第5章 *一番大きな感情編* 完結
【君達は何しにここへ来たのかな?】
【俺達、お兄さんの仲間に入れてほしくて来たんだ】
…へぇ
【じゃあ君達は、契約刀使いかい?】
俺が問いかけると男の子二人は静かに頷いた
【…俺は広原地土。 君達の名は?】
【俺は時音風夜!】
ふむふむ…。 風夜君か…、元気な子だね第一印象は
【…僕、は…早波雷電…】
次に金髪の弱々しい子が名乗った。 …大人しい子、それが第一印象だね
【じゃあ風夜君、雷電君。 今日から君達は俺の組の仲間だ】
【うっえっと、力とか見なくてもいいの…?】
風夜君、力でも見せたいのかい?
【フフッ、力は働きによって確かめてもらうよ。 それに、もし俺に負けたら君達行く所なんてないだろう?】
ホラ、動揺した…
【それくらい俺にも分かってる…、だから心配しなくていいよ?】
ここが君達の帰る所だ