第5章 *一番大きな感情編* 完結
【あたしはただの家政婦だったからよく知らなかったけど…。 それは凄い研究内容だったらしいのよ】
【凄い、研究…】
【地土君が施設に行っちゃった日から、奥様はおかしくなり始めてしまったの…】
【母さんが、おかしく? どういう事!!? 母さん病気になったの!!?】
【精神…が不安定だったようで…
地土君を施設に送ってから、壊れたらしいのよ…】
…は? 何か、おかしくない…?
【ねぇ、おばさん…? 我を施設に送ったのは母さんだよね…? それなのに壊れるっておかしくない…?】
【貴方を施設に送ったのは、奥様の助手の方よ?】
ねー? 何処に行くの?
我は貴方の母上に言われて貴方を施設に連れて行くのです
そうだ。 あの日俺を施設に連れて行ったのは"我"と自分を呼ぶ男だ…!!