第3章 *鷹の爪編* 完結
『影通り?』
風夜「影通り…
このマオンの国の西にある結構と危険な所じゃねぇか」
『ふーん…』
=ビリッ=
ルナは手紙を二つに破いた
『行ってみるか』
風夜「おう」
~マオン西・影通り~
ルナと風夜は薄暗い路地裏に訪れていた
そこはあれ果て、凶悪そうな人がいる
『随分とまぁ…』
風夜「はぐれんなよ
あと…連中と目を合わせるな」
そう言う風夜の後ろをルナはついてくと
風夜「ほら、そこがカル店だ」
風夜が立ち止まった
『どこ?』
風夜「ほら…
そこの大きな窓の店…」
風夜は大きな窓のある店を指差すと
窓から店の中に見覚えのある人物がいた
『風夜?』