第5章 *一番大きな感情編* 完結
\風の赴くままに…/
【くっ…、特殊能力か…!】
冷静な男は片手で頭を押さえながら彩を睨む
【…彩、君の能力はとても素敵だね?】
俺を強くしてくれる
【ありがとう、地土】
【さぁ…。 死んでくれるかな…?】
俺は静かに冷静な男に契約刀の刀を向けた
【…俺は、死ねない…】
冷静な男は双剣を構えて
【"イチハツ"…】
静かに唇を動かし、双剣の刃を擦り合わせるようにスライスしたら火花が散った
【"火炎"…!!!!】
【!!?】
【地土!!!!!!】
カッと目の前で全てを包むような光が放たれた
光に包まれる直前に、雪の声が聞こえた
=ドオォォン!!!!!!=