第5章 *一番大きな感情編* 完結
【特殊能力が目覚めるかもしれない雪と彩を何者かは恐れ…。 二人を始末しようとしたんだよ】
俺の言葉に雪は今にでも泣き出しそうな顔…
泣かないで? 俺が居るから
【大丈夫だよ雪? 俺が二人共を守ってあげるから】
【…ねぇ、地土…】
今まで黙っていた彩が口を開いた
【何? 彩?】
【貴方は、どうして人を"殺した"の?】
どうして? アハ、面白い質問! それはね…
【邪魔、だったからさ】
俺がそう答えたら
【さすが地土、私と考えた事と一緒ね】
彩は、美しい狂気のように微笑んだ